オリックス吉田凌 プロ初登板初先発ホロ苦デビュー 三階途中6失点KO
「日本ハム10-5オリックス」(3日、札幌ドーム)
プロ初登板初先発となった2年目右腕のオリックス・吉田凌が三回途中6失点KO。ホロ苦いデビュー戦となった。
2年前には現中日・小笠原と東海大相模の二枚看板として夏の甲子園を制した。今季は2軍で先発ローテを守り6勝5敗、防御率2・37の好成績でつかんだチャンスだった。初回は三者凡退で仕留める上々のスタート。だが二回に逆転を許すと、三回は中田に13球粘られて四球を与えたところで力尽きていた。横尾、石井一に打ち込まれて降板した。
「特に真っすぐの精度がダメでした。変化球に頼るしかなくなって投げる球がなかった。自分の真っすぐに自信がなかった」とうなだれた。福良監督は「マウンドさばきはよかった。ボールは全体的にもうちょっとかな」と評価。この経験を糧にする。