大谷ラスト登板、北海道で視聴率31・5%今季最高「愛されていたか分かる数値」
今季終了後に米大リーグ挑戦の意思を固めているプロ野球日本ハムの大谷翔平投手のラスト登板を中継したHBC北海道放送の4日の「日本ハム-オリックス」の視聴率が、札幌地区で平均31・5%で、同局が今季中継した野球中継では最高の数字だったことが5日、分かった。いわゆる瞬間最高にあたる番組内の最高視聴率は38・2%だった。(視聴率は札幌地区、ビデオリサーチ調べ)
視聴率が最も高かった時間帯は午後8時29分から31分、同33分から34分。「4番・投手」として先発した大谷投手が完封勝利をかけた九回の模様を伝えていた。
HBC北海道放送の担当者は、今回の視聴率に「どれだけ大谷選手が北海道の人たちに愛されていたか分かる数値になっているかなと思います」という感想を語った。
同局によると、野球中継を放送する際は新聞のテレビ欄に頭文字を縦に読むと違う文章になる、いわゆる“縦読み”を実施しているという。今回の大谷ラスト登板では、行末の文字による縦読みも追加。それぞれ「夢と感動をありがとう」「次は君が夢かなえる番」となる大谷投手への応援メッセージを記載した。