ヤクルト・小川監督 清宮ドラ1明言
ヤクルトの小川淳司新監督(60)が6日、今秋ドラフト1位に早実・清宮を指名することを明言した。競合必至だが、高校通算111本塁打の大砲獲りに狙いを定めた。
兼任するSDの立場での発言と前置きし「1位でいくと思う」ときっぱり。「くじは誰が引くとかはまだ早い」と続けたが、10年にはオリックスと競合した山田を引き当てた小川新監督が再び引く可能性もある。
これまでヤクルトは衣笠球団社長兼オーナー代行がラブコールを送るなど熱視線。社長自ら神宮球場に足を運び、「清宮君には神宮球場が合う」と度々発言してきた。2日に行われた清宮との面談では“山田流”育成方法をアピール。入団から4年目に最多安打を獲るまでの成績などを含めた16ページほどの資料を、清宮のために作成した。
この日は神宮外苑で選手、コーチらに監督就任あいさつを行った小川新監督。26日のドラフト会議で“恋人”と結ばれるのを祈る。