東大が15年ぶり勝ち点奪取!宮台「東大で野球をやっている人しかこの喜びわからない」

15年ぶりの勝ち点を挙げ、チームメートと抱き合って喜ぶ東大・宮台(右)
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 「東京六大学野球、東大8-7法大」(8日、神宮球場)

 東大が連勝。02年秋の立大戦以来15年ぶりの勝ち点を挙げた。

 初回無死一、二塁から3番・楠田創外野手(4年・桐朋)の右前適時打で先制。後続も適時打を連ねるなど、この回5安打を集中していきなり4点を奪った。

 1点差に追い上げられて迎えた四回には、途中出場の宮本直輝投手(2年・土浦一)が左越えソロ、4番・田口耕蔵内野手(4年・西大和学園)が左越え3ラン。2本塁打で4点を加えて突き放した。

 投手陣は先発の浜崎貴介投手(鶴丸)、2番手・宮本の2年生右腕コンビが、法大の反撃を五回まで3失点で切り抜けると、六回から今秋ドラフト候補の最速150キロ左腕・宮台康平投手(4年・湘南)が登板。4回4失点で何とかしのいで試合を締めた。

 自身のラストシーズンで悲願を達成した宮台は「とてもうれしい。勝ち点を目標にやってきたので」と会心の笑顔。「東大で野球をやっている人しか、この喜びはわからないと思う」と感慨をにじませた。

 東大が法大戦で勝ち点を挙げるのは、93年秋以来24年ぶり。

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