“CS開幕本命”DeNA今永、虎狩り準備完了 社会人相手に万全リハ
「練習試合、JR東日本2-8DeNA」(8日、横浜スタジアム)
スタンバイOKだ。DeNAの今永昇太投手(24)が8日、JR東日本との練習試合(横浜)に先発し、3回を2安打無失点と好投。阪神とのCSファーストS初戦(甲子園)先発の大本命が、順調な仕上がりを見せた。
「自分のボールを投げることに重きを置いた」という社会人相手の実戦マウンド。ストライク先行の投球で直球には伸びがあり、カーブなど変化球には、抜群のキレがあった。「ストレートも思い描いた通りに投げられました」と納得顔だった。
今季11勝を挙げ、先発陣の大黒柱を担ってきた左腕の投球にラミレス監督は「素晴らしかったと思います」と思わずほほを緩めた。「今シーズン一番、安定していたピッチャー。その評価は全く変わらない」と絶対的な信頼を寄せる。
今季の甲子園での阪神戦は3戦3勝、防御率0・48と抜群の相性を誇る今永。14日のCS“開幕投手”が本命視される2年目の左腕が、虎退治に向けて万全に仕上げてきた。