ロッテ・井口監督が誕生 大リーグ経験者の監督は12球団初 組閣も着々進行か
ロッテは12日、次期監督に今季限りで現役を引退した井口資仁内野手(42)が就任すると発表した。14日に千葉市内のホテルで就任記者会見を行う。
井口新監督は日米通算で2254安打を放ち、米大リーグでプレーした日本選手が12球団の監督に就任するのは初めて。現役を引退して、そのまま監督に就任するのは、球団では1987年の有藤道世以来となる。
契約年数は3年の見込みで、背番号は現役時代と同じ「6」となる模様。年俸は8000万円(推定)
井口新監督は、「これから始まる新たな挑戦に今はとてもワクワクしています。マリーンズというチームの良さをどのように出せばいいか。どう変えていくべきか。もうすでにいろいろなことが頭の中を駆け巡っています。強く、そしてファンの皆さまに愛される魅力的なチームを作り上げたいと考えていますので応援の程、よろしくお願いします」と球団を通じてコメントした。
すでに水面下では組閣が着々と進行している。
2軍監督には元阪神の今岡真訪ファーム打撃兼野手総合コーチ(43)の就任が決定的で、ヘッド格にソフトバンクの鳥越裕介1軍内野守備走塁コーチ(46)の招へいを決めている。
投手コーチには球団OBの清水直行氏(41)、前日本ハム・的場直樹バッテリーコーチ(40)が入閣の見通しで、1軍の打撃コーチにはノースアジア大学(北東北大学野球)コーチの金森栄治氏(60)が浮上している。