DeNA、21安打13点で逆王手 4安打の筒香「勝って広島行き決める」
「セCSファーストS・第2戦、阪神6-13DeNA」(15日、甲子園球場)
あとのないDeNAは21安打13点と打線が爆発し、1勝1敗として逆王手をかけた。
2点追う三回、1死二、三塁からロペスが同点となる2点タイムリー。再び1点のビハインドとなった五回にはロペスの左犠飛と宮崎の中前打で逆転した。
4-4で迎えた七回には、梶谷、ロペスの連打などで無死一、三塁とすると、4番・筒香が右前への適時打を放ち、勝ち越し。1死後、代打・乙坂が左翼へ3ラン。さらには倉本のタイムリーなど打者一巡の猛攻で一挙、6点を奪った。
先発・今永は二回に2点の先制を許すと、三回にも大山に一発を浴び、3回4安打3失点で降板。しかし、その後は6投手の継投で阪神の反撃を封じた。
勝ち越しタイムリーを含む4安打でチームをけん引した主将の筒香は「自分たちの野球をやろうということを言い合っていって試合に入りました。今日勝つしかないので、みんなが勝つことだけに(集中していた)」と、雨中での試合を振り返った。
七回の勝ち越し打については「梶谷さんや、ロペスが何とかつないでくれたので、自分がかえすしかないという思いで打席に入りました」と話すと、第3戦に向けて「もう勝つしかないので、勝って広島(行き)を決めたいです」と下克上を誓っていた。