横浜大洋OBのポンセ、トラック運転手していた 番組共演のムロツヨシが明かす
1986年から5年間、横浜大洋ホエールズで活躍したカルロス・ポンセ内野手が16日、日本テレビ系「しゃべくり007」に「YOKOHAMA」の文字が胸に入った懐かしいユニホーム姿で登場した。
番組に出演した俳優のムロツヨシが会いたい人としてポンセの名前を挙げて、小学生の時から大ファンだったことや、自身のラジオ番組でもポンセが現在、何をしているのかと調べ上げたところ、ポンセが「ちょっと前までアメリカでトラック運転手をしていた」ことが分かったと説明。
さらに「ポンセ、ポンセ、打て場外へ」と当時の応援歌を口ずさむと、いきなり本人がサプライズ登場。「マリオ」の愛称で親しまれたトレードマークの口ひげもほぼ白くなったポンセは、ムロへ当時の「PONCE」と書かれたユニホームの下だけをプレゼントし、「きょうここに来られたのはムロさんのおかげ」と笑顔を見せていた。
ポンセは来日1年目から打率・322、27本塁打、105打点をマーク。この年は阪神のランディ・バースが打率・389、47本塁打、109打点と2年連続の三冠王を獲得したため、ポンセはタイトルに手が届かなかったが、87年には打点王、88年には本塁打と打点のタイトルを獲得した。
今後、ポンセ氏は11月23日には横浜スタジアム改修記念特別試合「ハマスタレジェンドマッチ」に、平松政次、高木豊、屋敷要ら各OBのひとりとして参加することになっている。