ソフトバンク・サファテ迎撃!リミッター外し6連投解禁
ソフトバンクのデニス・サファテ投手(36)が16日、CSファイナルSを前にポストシーズンのフル稼働を宣言した。今季は3連投が最長だが、日本シリーズを含めて“リミッター”は解除する。
今季シーズン54セーブのプロ野球記録を樹立した剛腕は「(CSで)6連投になってもいいように1年間やってきた。日本シリーズが7試合になっても問題ない」と強調。倉野投手統括コーチも「シーズン中の制限はなくなる」と話した。
レギュラーシーズンでは2度しかなかった回をまたいだ登板も辞さない覚悟だ。「チームの勝ちが全て。メジャーのプレーオフはクローザーが八回から投げることもある。どんな場面でもいける準備はしておく」。短期決戦で力を出し切る。
リーグ優勝に続く胴上げ投手にも名乗りを上げた。「全ての勝ち試合で最後のアウトを取り、ビールかけをするのが目標」。日本一奪還まであと7勝。「(CSの)相手は勢いも試合の感覚もあるだろうけど、福岡でできるし、1勝のアドバンテージを生かしたい」と誓った。