巨人・高橋監督、地獄キャンプ予告 秋は少数精鋭で濃密練習
巨人・高橋由伸監督(42)が17日、11月の秋季キャンプに少数精鋭で臨む考えを明かした。昨季は野手が15人だったが、今回は「13、14人ぐらいかな」と指揮官。途中から宇佐見が侍ジャパンに合流するため、中盤以降はさらに絞り込んだ形となる。
1日1500スイングを目安とするキャンプ。少数となることで、昨年以上に1人あたりの練習量は増える。「もっと少なくしてもいいかなと思った」とし「打つことが一番大きな課題。まずは打つことのレベルを上げないと」と力を込めた。
キャンプ中には2、3試合の実戦も予定されているが、ポジション不足にも目をつぶる。「もしかしたら、(試合では)小林が外野をやっているかもしれないし」。少人数でのメリットを最大限追い求め、練習漬けにするつもりだ。
若手の成長のために、自らも一肌脱ぐ。2月の春季キャンプではノックの雨を降らせたが、今度は「自分の健康のためにするかもしれない」と初の打撃投手にも意欲。勝負の就任3年目へ、地獄キャンプの青写真は着々と描かれている。