DeNAラミレス監督、執念の継投 六回に4投手で無失点 2勝2敗タイに
「セCSファイナルS・第3戦、広島0-1DeNA」(20日、マツダスタジアム)
DeNA・ラミレス監督が執念の継投を見せ、7投手の完封リレーで対戦成績を2勝2敗とした。
二回に井納の適時打で1点を先制。1点リードの六回、先発の井納が1死から菊池、丸に連打を許し一、二塁で4番バティスタを迎えると三上にスイッチ。三上はバティスタを二飛に仕留めた。2死一、二塁から左打者の松山を迎えると、左腕砂田に交代。砂田はフルカウントから松山を四球で歩かせ満塁とした。
満塁でエルドレッドを迎えるとラミレス監督がベンチから出て砂田から須田への交代を告げた。須田はエルドレッドを左飛に仕留め、ピンチを無失点で切り抜けた。
七回以降もエスコバー、パットン、山崎康とつないで1点を守り切った。
昨年のCSクライマックスSは1勝4敗で敗退した。前日は乙坂の積極的代打起用など采配が光る。日本シリーズ出場に向け、執念を見せる。