ソフトバンク・内川CSタイ記録の3戦連発「興奮しました」

 「パCSファイナルS・第3戦、ソフトバンク7-5楽天」(20日、ヤフオクドーム)

 好調ぶりを示す一撃だった。1点を追う三回無死一、二塁から、ソフトバンク・内川が左翼席に3試合連続となる3号3ラン。「何とかしようと思って打席に入りましたけど、僕も興奮しました」。会心の一打に拳を握った。

 則本の初球を捉えた完璧な一発。8日のレギュラーシーズン最終戦でも右腕から2安打。「精神的な安心になった」。左手親指の骨折から復帰し、痛みと不安を抱えた中での安打が、・455の打率につながっている。

 同一ステージの3戦連発は、2014年ファイナルSでの日本ハム・中田以来、史上2人目。CS通算打点を21に伸ばし、パ・リーグ単独トップに躍り出た。

 打線がつながらず、リーグチャンピオンチームがまさかの連敗スタート。2戦目までシーズン3位の楽天ムードで試合は進み、この日の序盤も敵軍ペースで推移していた。だが、内川のバットがリーグチャンピオンの底力を誘発した。ここから王者の反撃と進撃が始まる。

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