DeNA山崎康 3連投任せろ!イニングまたぎ“解禁”「心の準備できている」
CSファイナルSは22日、セ・リーグの第4戦・広島-DeNA(マツダ)が21日に続き、雨天のために中止となった。対戦成績は2勝2敗(広島のリーグ優勝によるアドバンテージ1勝含む)のタイで、予備日は25日まで。リーグ3位からの下克上で日本シリーズ進出を目指すDeNA。守護神の山崎康晃投手(25)が、3連投も辞さない強い覚悟を示した。
スタンバイOKだ。スクランブル態勢でも問題はない。CSファイナルSは残り最大で3試合となるが、3連投も覚悟の上。山崎康は「短期決戦ではフル回転。自分の心の準備はできている」とチームを頂点の大舞台に導く強い決意を示した。
雨天による2試合連続の中止も想定内。2日間、試合がないことをプラス材料とした。「いいリフレッシュになると思います。リリーフ陣もしっかり動くことができた」と充実の表情を浮かべた。
ファイナルSでは第2戦から連投し、23日の第4戦から3連投となれば5試合連続登板のフル稼働となる。「八回からでもいける準備はしています」。状況次第だが、今季一度もなかったイニングまたぎをこなす心と体の準備も整った。
今季自己最多の68試合に登板して26セーブ、防御率1・64の安定感を示したタフネス右腕。「あしたからの試合は勝たないといけない。(投手陣も)明るい状況でやってますし、うまく結果につながれば」と頼もしく言い切った。
固い絆で結ばれたDeNA。「全員で力を合わせて頑張ります」。目指すは、下克上での日本シリーズ進出だ。バトンをつなぎ、絶対的守護神が最後を締める。