DeNA 初救援の今永 2回パーフェクト投球「先発したときのヒントになる」
「セCSファイナルS・第4戦、広島3-4DeNA」(23日、マツダスタジアム)
DeNAが3連勝で3勝2敗となり、19年ぶりとなる日本シリーズに王手をかけた。今季先発ローテーション投手として11勝を挙げた今永昇太投手(24)が、初めての中継ぎで2回無安打無失点と好投した。
1点リードの七回から5番手で登板。「(中継ぎは)初めてでめちゃくちゃ緊張しました」と話したが、終始落ち着いた面持ちで左腕を振った。スライダーが140キロを超えたことには「まさかあそこまで出るとは」と驚きの表情を見せた。
七、八回ともに3人斬りで無安打、3三振。完璧にカープ打線を封じた。「しっかりマウンドで投げられて良かった。(中継ぎで)腕が振れたのは先発した時のヒントになる」と収穫を得た。