智弁和歌山が2014年以来のセンバツ出場に前進 履正社に打ち勝つ 近畿大会1回戦
「高校野球・秋季近畿大会・1回戦、智弁和歌山12-8履正社」(24日、シティ信金スタジアム)
今夏の甲子園に出場した智弁和歌山(和歌山1位)が、履正社(大阪2位)との打ち合いを制して8強へ進出。2014年以来のセンバツ出場へ前進した。
1点を追う三回。伝統の強打が底力を見せた。1死から4連打で2点を奪って逆転すると、1死満塁で5番・冨田泰生外野手(2年)が、左翼席へ満塁本塁打を放った。1点差に迫られた七回は、代打・根来塁外野手(1年)が価値ある左前適時打。九回も根来の適時二塁打などで5点を奪って履正社を突き放した。
履正社は初回に2番・西山虎太郎内野手(2年)が右翼席へ先制ソロ。3点を追う六回には野口海音捕手(1年)が左中間へ2ランを放ったが、投手陣の乱調が誤算だった。
来春センバツ出場校選考の重要な参考資料となる秋季近畿大会は、21日に開幕予定だったが、悪天候のため順延。この日、開幕となった。開幕戦・智弁和歌山-履正社の先発は以下の通り。
【先攻・智弁和歌山】
1番・中堅 神先恵都(2年)
2番・遊撃 西川晋太郎(1年)
3番・三塁 黒川史陽(1年)
4番・一塁 文元洸成(2年)
5番・左翼 冨田泰生(2年)
6番・捕手 東妻純平(1年)
7番・右翼 田中勇也(2年)
8番・二塁 高瀬宗一郎(2年)
9番・投手 平田龍輝(2年)
【後攻・履正社】
1番・中堅 筒井太成(2年)
2番・遊撃 西山虎太郎(2年)
3番・右翼 浜内太陽(2年)
4番・一塁 白瀧恵汰(2年)
5番・左翼 井上広大(1年)
6番・三塁 三木彰智(2年)
7番・二塁 谷川天哉(2年)
8番・捕手 野口海音(1年)
9番・投手 植木佑斗(1年)