今春センバツ準V・履正社 近畿大会1回戦敗退で来春センバツは絶望的
「高校野球・秋季近畿大会・1回戦、智弁和歌山12-8履正社」(24日、シティ信金スタジアム)
今春センバツ準V・履正社(大阪2位)が、智弁和歌山(1位)に敗れ、来春のセンバツ出場が絶望的となった。
三回に先発・植木佑斗投手(1年)が満塁本塁打を浴びるなど一挙6点を奪われた。打線は中盤に追い上げを見せたが、終盤は適時失策なども絡んで力尽きた。
岡田龍生監督(56)は投手陣の乱調を悔やんだ。「投手は新チーム結成時からの課題で、どこまで頑張れるかと思ったんですが…。(打線は)追い上げたけど、一度も追い越すことはできませんでしたし、13点はなかなか取れませんからね。コールド負けになるかと思いましたよ」と振り返った。
智弁和歌山の14安打を上回る17安打を放った打線は破壊力を持つ。投手陣を整備し、来夏の甲子園出場を目指す。