巨人・由伸監督“勝負ネクタイ”で臨む 1位指名は清宮が最有力
巨人・高橋由伸監督(42)は“勝負ネクタイ”でドラフト会議に臨む。2度目の出席で初のくじ引き役を託された指揮官は25日、前日にネクタイを購入したことを明かし「店の人に、テレビ映えする、テレビ映りのいいネクタイを選んでもらった」と話した。
色彩や柄については「表現しづらい」と明言しなかった。ただ、“早実=えんじ色”のような、色彩で指名選手が分かるような関連性については「何か差し当たって、分かりやすい色かといえば、そうじゃない」と否定した。
この日、都内の球団事務所でのスカウト会議後に対応した鹿取GMは「(1位候補は)3人。明日、現場に行って決めます」と話すにとどめた。ただ、1位指名は清宮が最有力。また、社会人No.1捕手の呼び声が高い大阪ガス・岸田行倫捕手(21)の上位指名が予想される。
大役を控え、心境を問われた指揮官は「指名される側に聞いてくれよ」と苦笑いで答えた。全国が注目するワンシーンへの準備は整った。あとは球団、そしてG党の願いを、その右腕で成就させるだけだ。