早実・清宮「やっとスタートラインに立てた」日本ハムが交渉権獲得 7球団が競合
「プロ野球ドラフト会議」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)
高校通算111本塁打の早実・清宮幸太郎内野手は7球団から1巡目指名を受け、抽選の結果、日本ハムが当たりくじを引いて入団交渉権を獲得した。
東京都国分寺市の早実本校でドラフト会議の結果を待ち受けていた清宮は、「やっとスタートラインに立てたという気持ちです。まだまだ自分は何も成し遂げていないので、これから鍛錬してみんなに愛される野球選手になりたい」などと第一声を発した。
清宮は12球団の1位指名選手が確定した後に笑顔を携えて会見場に姿を現した。冒頭では、「今日を迎えられ、今までお世話になった方々や、18年間自分を育ててくれた両親に感謝の気持ちを伝えたい」などと語った。
質疑の中で日本ハムの印象については「たくさんいい選手が育っている」と答え、栗山監督に関しては、「さい配にサプライズが多く、枠にとらわれないところが好き。いい監督に出会えたと思う」と話した。
さらに、1軍本拠地の北海道については「まずは寒い。それからおいしい料理が多い」と率直な印象を語った。