清宮【一問一答3】日本ハムとは「今思えば縁があったのかな」
「プロ野球ドラフト会議」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)
高校通算111本塁打の早実・清宮幸太郎内野手は7球団から1巡目指名を受け、抽選の結果、日本ハムが入団交渉権を獲得した。
東京都国分寺市の早実本校でドラフト会議の結果を待ち受けていた清宮は、12球団の1位指名選手が確定した後に、和泉実監督とともに会見に臨んだ。
清宮の一問一答(3)は次の通り。
-7球団の指名への感想は。
「7球団の方に指名していただけるとは思っていなかった。ホントに光栄に感じます。ここからが勝負だと思っているので、(指名球団の)数よりもこれからが大事だなと思う」
-日本ハムは大谷、中田両選手らが高校を卒業してからしっかり成長している。
「おっしゃる通り、すばらしい選手が育っているなと言う印象は大で(育成に)力が入っているなと思う。自分もしっかり力がつけられるように、その環境に入ることができればという期待は持っている。すばらしい選手ばかりなので、いろんな人に教えていただきたい」
-以前に日本ハムが出場の日本シリーズで始球式をしたことも。
「野球帽をもらった。あれだけの観客の中で『人が多いな』と感じた。あのときは光栄だと思ったが、今思えば縁があったのかなとも」
-日本ハムではどのように貢献したいか。
「すばらしい選手ばかりなので、なかなか自分が出るのは難しいと思うが、プロ野球選手として頑張り、『清宮なくしてこのチームはなり得ない』と言っていただけるような貢献をしたい」
-あらためて抽選で日本ハムが当たった瞬間は。
「ああ日本ハムかという感じだった(笑)。その後はすばらしい選手が多い、いいチーム。自分もそういう選手になれるように思った」
-日本ハムではポスティングシステムも。
「今はどうこう言える立場ではない」
-プロで伸ばしたい面や対戦したい選手。
「まだ足りないところばかりなので伸ばしたい。対戦したい投手はだれではなく、どの投手とも対戦してみたい」
-今はどんな練習で、体重は増えたか。
「ウエートトレーニングや走ったり。体作りに関してはシーズン中と変わりない。(体重は)まだまだトレーニングが足りないかな(笑)」
-意中の球団とかはあったのか。
「それはないです」
-いい大人とは。
「言い方が悪かった。人に尊敬される選手になりたい。『清宮は裏ではああいうことやって嫌なやつ』と言われたくない。グラウンドの内外で目標にされる選手になりたいということ」
-最初の夢がかなったが、次の夢は。
「メジャーリーガーになりたいので、まだまだどうこう言えないが、夢は夢として着実に1歩1歩踏んでいきたい」