清宮の日本ハム入団の経済効果・史上最大62億円…斎藤佑、藤浪超える…関大・宮本教授

 関西大学・宮本勝浩名誉教授が26日、プロ野球ドラフト会議で日本ハムが早実・清宮幸太郎内野手との交渉権を獲得したことを受け、清宮が日本ハムに入団する経済効果を、新人選手としては史上最大級の62億6320万円にのぼるとの試算結果を発表した。

 同教授は、(1)レギュラーシーズンにおける観客増加による直接効果(2)キャンプにおける観客の増加による直接効果、(3)オープン戦における観客増加による直接効果、(4)清宮選手のグッズの売り上げの直接効果-などから算出。

 「開幕からレギュラーであれ、代打であれ一軍の試合に出場し続けて、かなりの活躍をすることが条件」としたうえで「新人選手としては最大級の経済効果。清宮選手が期待通りの活躍をすれば、日本中に清宮選手ブームを引き起こすであろう」とした。

 同教授はこれまでに行った試算と比較し、今回の清宮が、藤浪晋太郎投手(阪神・約44億円)、斎藤佑樹投手(日本ハム・約52億円)、田中将大投手(楽天・約35億円)入団時を上回ると結論づけた。

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