巨人ドラ1鍬原、中大先輩に聞きまくる!沢村ら在籍「ジャイアンツで良かった」
「東都大学野球、国学院大3-2中大」(27日、神宮球場)
巨人のドラフト1位・鍬原拓也投手(21)=中大=が指名から一夜明けた27日、同門の先輩からプロの心得を学ぶことを誓った。巨人では阿部、亀井、沢村の3人が中大出身で「身近にそういう先輩がいるので、心構えとかも、どんどん聞いていきたい」と目を輝かせた。
東都リーグ最終戦のこの日が大学最後の試合。スタンドから沢村が見守る中、自身の登板はなかった。試合後にあいさつする機会があり、その際に「細っ」と驚かれたことを明かした右腕。現在の体重は76キロ。来年1月の新人合同自主トレまでに80キロ超えを目標にしているといい「どうやったら体が大きくなるかとかを、聞いてみたい」と肉体改造にも意欲を見せた。
前夜の1位指名後は、祝福メールなどの返信に追われ「本当に夢がかなったんだなという実感が湧きました」と初々しく話した。同門の先輩が多く、吸収しやすい環境は整っている。「ジャイアンツで良かった」との言葉に、実感が込められていた。