巨人・小林、捕手4人指名に危機感 表情引き締め「そういう世界」
巨人・小林誠司捕手(28)が28日、育成を含めて4人の捕手がドラフト指名されたことを受け、危機感をにじませた。秋季練習中の川崎市のジャイアンツ球場で「そういう世界。成績を残していないので、練習するだけ」と表情を引き締めた。
小林は今季、正捕手として138試合に出場したが、打率・206。物足りなさは否めず、球団はドラフト2位で大阪ガス・岸田、3位でNTT西日本・大城など計4捕手を指名した。
全員が入団すれば在籍捕手は11人となる見込み。11月の秋季キャンプでは打撃が売りの宇佐見に一塁の練習もさせる方針だ。「勝てる選手を使っていく」と村田ヘッド兼バッテリーコーチ。し烈な争いは、すでに始まっている。