ヤクルト・星 年明けにも投球再開へ 10日に右肘手術
ヤクルトの星知弥投手(23)が29日、プロ1年目を振り返った。シーズン終了後には初めて右肘疲労骨折の手術を経験。「最初から気を使っていれば、結果は違ったのかな」と悔やみつつ、同時に手応えも口にした。
10日に手術し、20日から練習を再開。術後すぐは左手で時間をかけながら食事していたというが、今は日常生活に支障がないまでに回復。「基本は体幹回りや下半身を集中的にやっている」と2年目に向けて、準備を始めている。年明けには投球練習も再開予定だ。
今季はシーズン途中に先発転向。計24試合に登板し、4勝7敗、防御率4・73。「何が通用して、何が足りないか明確になった」と収穫を得た。オフに課題の変化球の精度を向上させ、「(来季)やるなら先発でいきたい」と力強く語った。