生光学園が8強入り プロ注目4番・湯浅が逆転2ラン

 「高校野球・秋季四国大会・1回戦、生光学園6-4小松」(30日、春野球場)

 生光学園(徳島)が小松(愛媛)を下し、8強入りを決めた。

 3点リードの七回、生光学園は好投を続けていた先発・梶谷武史投手(2年)が、2死満塁から小松の1番・山本彪雅外野手(2年)に逆転満塁本塁打を被弾。嫌なムードが漂ったが、その裏、1死二塁のチャンスでプロ注目の4番・湯浅麗斗外野手(2年)が、左翼芝生席に逆転2ランをたたき込んだ。

 187センチ、85キロの恵まれた体格に50メートル6秒0の俊足を持つ湯浅。自身の高校通算29本目のアーチが試合を決める一発となり「高めのスライダー。タイミングはズレたけど振り抜けた。梶谷が頑張って投げていたので助けたかった。打ててよかった」と笑顔で振り返った。

 悲願の甲子園出場を目指す生光学園は、31日の準々決勝で昨年覇者の明徳義塾(高知)と対戦する。

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