近江、背番号18左腕の林が好投、8強進出でセンバツへ前進

 「高校野球・秋季近畿大会・1回戦、近江10-0日高高中津分校」(30日、シティ信金スタジアム)

 近江(滋賀1位)が、5回コールドで日高高中津分校(和歌山2位)を破って8強へ進出。2015年以来のセンバツ出場へ前進した。

 打線は1回に打者11人で7安打を放って6点を先制。大量援護をもらった先発左腕・林優樹投手(1年)は、5回3安打無失点で勝利へ導いた。

 林は身長168センチ、体重55キロの小柄な左腕。最速は130キロながら、100キロ台前半のカーブとチェンジアップを交えて、相手打線に的を絞らせなかった。

 「今日は緩急を使うことができた。三振を取るよりも、打ち取ろうと思った」。背番号18ながら秋季滋賀大会の全試合で登板した左腕は、来春センバツ出場へ向けて重要な近畿大会の初戦でも好投を見せた。

 準々決勝は、明石商-彦根東の勝者と4強をかけて戦う。多賀章仁監督(58)は「今日は、私は何もしてない。選手がよくやってくれた。次も自分たちが目指している野球をやりたい」と話せば、林も「一戦一戦、目の前の相手を潰すだけ」と強気に話した。

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