巨人・由伸監督、限界超え指令 1日1500スイングを目標
巨人・高橋由伸監督(42)が10月31日、1日から始まる秋季キャンプで、各選手に対し“限界超え”を求めていく考えを明かした。ここ数年の課題である打力アップがメインテーマとなる今キャンプ。「実際に打てていないわけだから、やるしかない」と固い決意を示した。
昨年比1・5倍、1日1500スイングを目標とする。野手の参加人数も昨年より減らし、1人当たりの練習量を増やす。指揮官自身、現役時代は多く振ることで技術を身につけてきた。「僕個人は数を振ってきた方だと自分では思っているから」。天才と称された自身の経験を根拠に、徹底してバットを振らせていく。
この日、小林ら秋季キャンプ参加メンバーが宮崎入り。市内の宿舎でのミーティングで指揮官は「チームは来季に向けて新しい力を必要としている」と訴え「高い意識と、強い意識を持って臨んでほしい」と奮起を促した。伸び悩む若手野手の脱皮へ-。妥協のない猛練習が幕を開ける。