巨人・小林“鬼振り”1784回 打力アップへ「変わらないといけない」
巨人・小林誠司捕手(28)が“鬼振り”で打撃向上への一歩を踏み出した。1日、宮崎市で秋季キャンプがスタート。各選手に1日1500スイングの目標が課せられた中、小林のスイング数は目標値を大きく上回る1784回を数えた。
「数えたことはないけど、これだけ振ったことはないと思う」と小林。朝の早出特打から始まり、メインの打撃練習、そして居残り特打と振りまくった。高橋監督は「やらないとね。オレもそうやってきたのでね」とうなずいた。
ドラフトでは育成を含め捕手4人を獲得し、若手では宇佐見も台頭。守備では安定感を誇る一方、打力アップは絶対の課題。今キャンプで主将を託された背番号22は「変わらないといけないと思っている」と表情を引き締めた。