駒大、昨秋1部Vの日大破って1部復帰 5季ぶり歓喜に大倉監督「ホッ」
「東都大学野球・1部2部入れ替え戦、駒大2-0日大」(6日、神宮球場)
2部優勝の駒大が連勝し、15年秋以来5季ぶりの1部復帰を決めた。六回に酒井良樹外野手(3年・修徳)の右越え2ランで先制。投げては辻本宙夢投手(3年・静岡)から白銀滉太投手(3年・日体大柏)へのリレーで、6安打完封した。昨秋1部優勝の日大は、15年春以来6季ぶりの2部降格が決まった。
接戦を制しての1部復帰。女子日本代表を指揮してW杯4度優勝の実績を持つ大倉孝一監督(55)は、就任1年目で結果を出し「めちゃめちゃホッとしています」と素直な心境を吐露した。
選手とコミュニケーションを密に取り、緻密な野球を浸透させた。来秋ドラフト候補右腕の白銀は「配球を自分で考えることを教わった。来年は今以上の投球をしたい」と意気込んだ。