西武 牧田のポスティングによるメジャー挑戦を容認「意志が強いと感じた」

 FA有資格者が権利を行使する申請期間が6日から始まったが、初日に権利行使を表明する選手は現れなかった。申請期間は14日までで、15日にFA宣言選手が公示され、16日から他球団との交渉が解禁となる。また、西武は牧田和久投手(32)のポスティングシステムを利用しての米大リーグ移籍を容認する方向性を固めた。

 西武の鈴木葉留彦球団本部長は6日、牧田和久投手(32)のポスティングシステムによる米メジャー挑戦の希望を容認することを明らかにした。「何年も前から言い続けており、意志が強いと感じた」と説明した。

 牧田は2014年オフの契約更改交渉で、将来的な米球界入りを目指す意向を球団に伝えている。今春、日本代表として2度目のWBCに出場し「年齢的にラストチャンスになる。挑戦したい気持ち」と明かしていた。

 今季は中継ぎで自己最多の58試合に登板。メジャーで目指す役割についても「必要とされる場所で投げたい。先発や中継ぎというこだわりはない」と言い切る。

 ポスティングシステムは日米の球界で改定交渉が合意に達しておらず、鈴木本部長は「申請手続きは時間がかかる」と話した。今季取得した国内FA権の行使も選択肢として残している。新人王を獲得するなどレオ投手陣を支え続けたサブマリンが、チームを離れる可能性が高くなった。

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