DeNAラミレス監督「来年はファンとともに80勝で優勝」南場オーナーに今季報告

DeNA・南場智子オーナー(右)にシーズン終了報告を行ったアレックス・ラミレス監督=東京都渋谷区・DeNA本社(撮影・園田高夫)
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 DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)が7日、東京・渋谷区のDeNA本社を訪れ、南場智子オーナー(55)にシーズン終了の報告を行った。

 レギュラーシーズンはリーグ3位。だがCSファーストSで阪神、CSファイナルSで広島をそれぞれ撃破し1998年以来、19年ぶりの日本シリーズに進出した。頂上決戦では、パ・リーグの王者・ソフトバンクを相手に2勝4敗で敗退はしたが意地と執念、そして底力はしっかりと見せつけた。

 報告を受けた南場オーナーは「クライマックス(CS)から日本シリーズまで1試合1試合、若いチームが激闘の中で強くなっていくさまを見られた。強い相手と互角に戦ってくれた。頼もしかったし、野球って素晴らしいなという感動を与えてくれた」と感想を語り、高評価した。

 「(南場オーナーに)『素晴らしい1年でした』と言わせていただいた」とラミレス監督。さらに「『われわれはここで立ち止まるわけにはいきません。ここから前進し続けて、常勝チームとして優勝を狙えるチームにしたい』という話をしました」と明かした。

 来季、狙うのは20年ぶりのリーグ優勝。指揮官は「来年もいいシーズンを送ることができると思います。来年、優勝するためには80勝が必要。素晴らしいファンとともに80勝、優勝を目指していければと思います」と新たなミッションを設定し、決意を新たにしていた。

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