日本ハム・大谷【一問一答】メジャーに行くために代理人を決めた
日本ハム・大谷翔平投手が7日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で、今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す意志を正式表明した。一問一答は以下の通り。
-アメリカの報道で代理人がネズ・バレロ氏に決まったと出たが、ご自身の耳には。
「はい、もちろん。自分で決めたことなので」
-決断はいつ。
「自分が向こうに行くために必ず必要なものなので、このタイミングで決めたという感じですね」
-メジャーでやるために一歩前進。
「そうですね。そのために、やりたいなと思っています」
-ポスティング制度が決まっていない段階で球団との話し合いになるが、順序立てていることは。
「ポスティングに関しては球団の権利。そこは、代理人に任せます。そちらに聞いてもらえれば」
-球団との交渉のスタートはポスティングの新制度が決まってからになるのか?
「どうなんですかね。僕が話すということはないと思うので、まだ球団はどうするか分からないですし、僕は僕の意志として、向こうに行くために代理人を決めたということです」
-持っていた夢は変わらなかった。
「そうですね。個人的にそういうの(夢)を持ちながら、目の前のひとつひとつの課題もそうですし『このチームで日本一になる』という目標を持ちながらやってきたので。去年もそうですし、今年に関しては迷惑をかけましたが、すごくいい一年一年を過ごせたと思います」
-改めてメジャーに行くと本格的に決めたのは。
「決めたというか、そのために今も動いているというか、そのひとつのものとして代理人を決めただけなので。まだ(日本ハムを)出られるかどうか、まだポスティングにかかっていないですし。僕の気持ちの部分だけで決定事項ではない。今の段階で言えることはメジャーに行くために、代理人を決めたということじゃないかと思います。その気持ちはずっと持っていた。どのタイミングというのはないと思います」
-5年間で、日本でやれることはできた。
「それはどうですかね。後で振り返ってみて、感じることもあると思うし。これから先じゃないかなと思うので。今の段階でやり残すことなくできたというのはないし、まだまだできたこともあるかもしれないし、もしかしたらできたこともあるかもしれない。後になって、あの時できてたなと思うこともあるかもしれない」
-日本ハムでプレーできて良かったという思いは。
「それはあります。この球団じゃなかったら(今の立場に)いなかったかもしれないし、ここまで試合に出られなかったかもしれない。感謝しかないと思っています」
-バレロ氏に会って決めたと思うが、決め手は?
「自分が向こうにいく上で、一緒に頑張りたいなと(思った)。選ぶとしたら、ひとつしか選べないというのが決まっている。そこじゃないかなと思います」