次期コミッショナーに斉藤氏の就任濃厚 米投資ファンドKKR日本法人会長
プロ野球の次期コミッショナーに米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)日本法人会長で、今年7月からコミッショナー顧問を務める斉藤惇氏(78)の就任が濃厚となったことが7日、分かった。
斉藤氏は野村証券の副社長や、産業再生機構の社長などを歴任。今年7月に日本野球機構(NPB)やNPBエンタープライズの事業推進へのアドバイザーとして、コミッショナー顧問に就任した。
一昨年に発生した野球賭博問題の事態収拾、球界の健全化に尽力した熊崎勝彦コミッショナー(75)が27日で任期満了を迎えるため、後任選定が進められてきた。13日の実行委員会での報告を経て、27日のオーナー会議で承認を受ける運びだ。