ソフトバンクは９日、２年ぶりのリーグ制覇、日本一に貢献したデニス・サファテ投手をはじめアルフレド・デスパイネ外野手、リック・バンデンハーク投手、リバン・モイネロ投手、ロベルト・スアレス投手、育成のオスカー・コラス投手の６選手と来季の契約が合意したことを発表した。

　サファテは５４セーブのプロ野球記録を達成し、日本シリーズではＭＶＰにも輝いた。また、この日発表された正力松太郎賞に外国人選手として初めて輝いた。デスパイネは３５本塁打、１０３打点で二冠王としてチームを引っ張った。バンデンハークは１３勝、モイネロは５月に育成契約をして６月に支配下登録されると左のセットアッパーとして活躍した。

　２年目のスアレスは今季、開幕直後に右肘内側側副靱帯再建手術を行い、今季は１軍のマウンドに上がることはなかった。コラスは投手登録ながら３軍で野手としても出場し“二刀流”として話題を呼んだ。

　この日、カイル・ジェンセン内野手と来季契約を結ばないことも発表された。