侍ジャパン 鉄板ローテ!薮田→田口→今永でアジア王者目指す
「侍ジャパン合宿」(9日、清武SOKKENスタジアム)
アジア王者を目指す侍の必勝ローテが決定したことが9日、明らかになった。稲葉篤紀監督(45)は「誰とは言えないが、本人たちに(登板日を)伝えた」と明言。開幕戦の16日・韓国戦に広島・薮田、18日・台湾戦は巨人・田口、19日・決勝戦はDeNA・今永という布陣で、初陣となる大会を制する構えだ。
熟慮の末に到達した答えだ。今回のメンバーには日本シリーズでも2試合に登板した今永、対照的にCS進出を逃し登板間隔が空いている田口ら、それぞれに状態は違う。
それでも「そういうことは気にはしなかった。大会までの時間で調整はできると投手コーチから聞いた」と説明。「しっかり抑えてくれる、試合を作ってくれる良い選手を先発に持ってくるのが大事」という信念の下でローテを組んでいった。
練習前の全体ミーティングで「勝利主義でやっていく。韓国、台湾は永遠のライバル。そこに勝たないと東京五輪の金メダルもない」と訓示した稲葉監督。日本が誇る投手力で、必ず頂点をつかむ。