張本氏、大谷のメジャー挑戦表明に「私なら投書しますよ」球団の姿勢をチクリ
野球解説者の張本勲氏が12日、レギュラーコメンテーターを務めるTBSテレビ「サンデーモーニング」(日曜、前8時)の人気コーナー、「御意見番スポーツ」で前日(11日)に来季からの大リーグ挑戦を正式に表明した日本ハム・大谷翔平投手について、「もったいないね。私なら(残留要望の)投書をするけどね」などと国内でのプレー続行をあらためて望んだ。
張本氏は、大谷のメジャー表明について、「大谷はもったいないね。(ポスティングシステムでの移籍が)決まってるからね、どこか決まるでしょうからね」と諦め口調で論評。それでも、「やっぱり、球団が引き留めてやらないとね。ファンはよく黙っているね。私なら投書しますけどね」と、海外移籍反対の気持ちを強調した。
さらに、「球団は(大谷へ)『1年か2年いないか』と(慰留の姿勢を)見せてくれないと。今なら『行け行け』と言ってるだけじゃない。日本のプロ野球は崩壊しますよ。(大谷自身は)年俸が違うから行きたいでしょう。日本のプロ野球のファンとしたら、残ってもらいたい。アメリカで活躍してもアメリカ人は喜ばないよ、腹の中では。これだけの選手ね、(日本に)たった5年しかいないんだから。もったいないわね」と持論を展開した。