NPB、リプレー検証「リクエスト」導入を決定 大リーグ「チャレンジ」の日本版
日本野球機構(NPB)は13日、都内で実行委員会を開き、来季からリプレー検証制度「リクエスト」の導入を正式決定した。
大リーグの「チャレンジ制度」同様のシステムで、判定に異議がある際に監督側からリプレー検証の要求が可能になる。チーム(監督)は1試合において「2回」のリクエストを行使でき、リプレー検証の結果、判定が覆った場合は回数が継続される。延長に入った場合は、新たに「1回」のリクエストが付与される。
リクエストの行使ができないプレーは以下の通り。
【ア】投球判定(ストライク・ボール)
【イ】ハーフスイング(チェックスイング)
【ウ】自打球
【エ】走塁妨害
【オ】守備妨害
【カ】インフィールドフライ
【キ】審判員(塁審)より前方の打球
【ク】ボーク(反則投球)
※【エ】【オ】は野球規則6・01(i)(j)を含む。
NPBではこれまで外野フェンス際の打球や本塁でのクロスプレー、封殺における危険スライディングの際、審判員の主導で試合を一時中断し、リプレー検証による確認を行っていた。