野村克也氏 現在の自身を作ったのは鶴岡元監督の一言だった「絶対、褒めない人が」

 野球評論家の野村克也氏(82)が13日、テレビ朝日系「中居正広の身になる図書館」に出演し、自身の成功のきっかけを作ったのは鶴岡一人元南海監督からの一言だったと明かした。

 「天才キッズを育てた達人が大集合!子供が劇的に伸びるツボ全部教えますSP」とのテーマで放送。その中で、野村氏は「言葉の力ってホント凄い」と強調。「現在の自分があるのは…。絶対に人を褒めないことで有名な鶴岡監督が、入団3年目で初めて1軍で上がったときに褒めてくれた」と、当時の指揮官だった鶴岡氏の言葉が自身の力になったことを明かした。

 鶴岡監督と球場の通路ですれ違った際に「おはようございます」とあいさつしたところ、「いつも返事なんか絶対、しない人が、なんか機嫌が良かったのか知らんけど、『お前、ようなってきたな』、この一言。すごい自信がついた」と感謝。「タイミングをみての一言。これにつきる」と振り返っていた。

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