侍J稲葉監督、選手に試合中“ヤジ禁止令”「相手に敬意を」
野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉監督が14日、宮崎市内で取材に応じ、16日開幕の「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」で、選手たちへ“ヤジ禁止令”を発令した。
5日間の宮崎合宿を終え、収穫について「一つになれたということ」と話した稲葉監督。その表れがベンチでの声援だ。「声の出し方、掛け方。相手を刺激するのはなく、自分たちのチームをしっかりと応援するというね」と説明し、本戦でも継続させていくとした。
就任後、グラウンドでつばを吐く行為なども禁止したが「相手に敬意を表さないといけない。日の丸を背負って戦う者とすれば、そういうところも大事」。それが稲葉監督の侍魂。気高く、強く、アジアを制する。