プロ野球で戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウト(入団テスト)が15日、マツダスタジアムで51人が参加して行われ、ソフトバンクを戦力外になった大隣憲司投手や巨人、DeNAで活躍した林昌範投手らが各球団の編成担当者にアピールした。
シート打撃形式で行われ、32歳の大隣は打者4人に1安打されながら、二つの見逃し三振を奪う力投を見せ「今持っている100パーセントの力を出せた。自分らしい投球ができた」と満足げ。通算11年で52勝の実績を残した左腕は「1年でも長く野球がしたい。自信はまだまだある。いい連絡を待つしかない」と切望した。