DeNA 16日にも大和と初交渉 自信あり!最大4年契約で解禁日即アタック
FA宣言選手が15日、公示され、資格を持つ85選手のうち阪神の大和内野手(30)ら7選手が権利を行使した。大和の獲得に乗り出す方針を固めているDeNAは、交渉解禁日の16日にも即、猛アタックする構え。最大4年契約などの好条件も準備しており、“大和獲り”に自信があるもようだ。
FA宣言選手が公示されたこの日、DeNAの三原球団代表は「お答えできることはありません」と話すにとどめた。球団は大和とのFA交渉を非公開で行う方針だが、解禁日の16日にも即、アタックをかけ、その場で熱意と誠意を伝える見込みだ。
チームが1998年以来、20年ぶりのリーグ制覇を目指す上で、どうしても必要な選手だ。二塁手を固定できなかった今季。二遊間の守備で鉄壁を誇り、外野もこなせる大和は、球団の補強ポイントに合致する。スイッチ転向1年目で打率・280をマークした打撃も魅力だ。
DeNAは大和とのFA交渉を想定し、最大4年の複数年契約という破格の条件を準備した。これは阪神が大和に提示したとされる4年契約と同等の数字。これまでの調査で大和に在京志向があるとの情報も入手しているもようで、球界屈指の守備の名手獲得に相当な自信を持っているものとみられる。
DeNAでは、右の先発投手も補強ポイントで、国内FA権を行使した西武・野上の獲得にも乗り出す。球団史上最大のFA補強を敢行し、悲願の頂点を狙う。