DeNAは手応えあり FA大和との交渉から一夜、自信深める
勝算はズバリ、手応えありだ。阪神からFA宣言した大和内野手(30)と16日に初交渉したDeNAが一夜明けた17日、獲得に向けて自信を深めた様子だった。
誠心誠意を表した。交渉解禁日となる16日に猛アタック。是が非でも獲得したい-という熱い思いを伝えることに成功した。先手を打った格好で、他球団との争奪戦を一歩リードした自負がある。
関西で行われた非公開の交渉では球団幹部がテーブルに着いた。最大4年を軸とする複数年契約などの好条件を提示し、球団として最大限の誠意を示したとみられる。
今季は二塁手を固定できなかったDeNA。20年ぶりのリーグ優勝を目指す来季に向けて今オフは守備力の強化を図る考えで、二遊間と外野もこなせる名手は魅力的であり、不可欠。どれだけ必要な戦力であるかということを言葉、条件、態度で伝えた。人事は尽くした。あとは“吉報”を待つだけだ。