日本ハム・大谷翔平投手（２３）が１７日、千葉・鎌ケ谷の練習施設で、ドラフト１位で入団してくる早実・清宮にエールを送った。

　大谷は高校通算１１１本塁打を放ち、鳴り物入りで入団する後輩の気持ちを十分、配慮。入れ替わりでチームの看板を背負うことになる怪物に「僕は（二刀流１年目は）できないだろうと言われていた分、何の重圧もなくやれた。でも、清宮君は期待されて、やって当然のごとくみんなが見に来る。重圧をはねのけ、頑張ってほしい」と言葉をかけた。

　前日１６日の仮契約で清宮は「大谷さんのように自分が決めた目標、信念は貫いていきたい」と明かしたが、その大谷は夢のメジャー移籍のために地道なリハビリを続けている。

　この日、ネットスローとティー打撃をこなした後「徐々に（ペースが）上がっていくと思う」と１０月の右足首手術から順調な回復ぶりをアピール。清宮も注目するメジャー挑戦への階段を着々と上がっていく。