中日・京田が新人王 浜口に大差!98年憲伸以来
「NPBアワーズ2017」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)
りりしい表情で中日・京田が壇上に上がった。DeNA・浜口と一騎打ちの様相だった新人王レースも、終わってみれば27票の浜口に対して京田は208票。2位で49票だった阪神・大山にも大差をつけてタイトルを手にした。
「浜口がクライマックスシリーズや日本シリーズで活躍していて、正直諦めていた。でも、選んでいただいて本当にうれしく思う」。球団では98年の川上憲伸以来、19年ぶりの栄冠を素直に喜んだ。
「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」で二遊間を組んだ西武・源田に刺激を受けた。今回は二塁を守ることが多かったが、20年東京五輪で源田は遊撃のライバルになる。「次にもし代表があれば、僕が遊撃で出られるようにもっと練習しないと」。新人王として並んで登壇した相手に挑戦状を叩き付けた。