ロッテ岡田が1040万減でサイン 日本ワーストの33打数0安打「自分の力のなさ」
ロッテ・岡田幸文外野手(33)は28日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、1040万円減の3140万円でサインした。(金額は推定)
岡田にとって悔しくて悔しくてたまらないシーズンとなった。
今季31試合に出場したが、33打数0安打に終わり、野手としてのプロ野球ワーストを記録した。
「成績が成績だったので、(球団からは)言われなくても分かっています」
開幕のソフトバンク戦ではスタメンに名を連ねたものの、その後、1本が出ずに悩み苦しんだ。
「自分の力のなさ…(いままで)味わったことはないですね」
1本が欲しい。出ない。焦る。その繰り返しでボール球に手を出しては悪循環に陥ってしまった。
大半をファームで過ごし、夜はなかなか寝付けなかった。「そういう1年だった…」
もちろん、このまま引き下がるつもりはない。「いい経験だったと思って、(来季は)見返してやりたい。もう一回ゴールデン・グラブを狙いたい」
33歳のベテランが前をにらんだ。