阪神・金本監督、殿堂候補入り 連続試合フルイニング出場世界記録の鉄人

 野球殿堂博物館は28日、2018年の野球殿堂入りの候補者を発表した。プレーヤー表彰では阪神・金本知憲監督(49)、阪神や米大リーグ・マリナーズで活躍した城島健司氏(41)、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(43)ら6人が新たに候補者に入った。選考は報道関係者や球界関係者による投票で行われ、来年1月15日に発表される。

 「鉄人」に新たな勲章が加わる可能性が出た。来年の殿堂入り候補者のプレーヤー表彰部門。そこに、金本監督が名を連ねた。

 プレーヤー表彰は現役を引退したプロ野球選手で、引退後5年以上経過した人が対象。資格取得1年目での殿堂入りとなれば60年のスタルヒン、94年の王貞治、14年の野茂英雄、16年の工藤公康に続く快挙となる。

 金本監督は03年に阪神移籍後は2度のリーグ優勝に貢献。連続試合フルイニング出場(1492試合)の世界記録も樹立し、記録にも記憶にも残る選手として名をはせた。

 一報を受けた金本監督は「ガラじゃないです」と照れ笑い。偉大な先人たちが名を刻む殿堂入りの候補者となり、恐縮しきりだ。

 さらに捕手として日本人初の大リーガーとなり、10年に日本球界復帰後は阪神で活躍した城島氏、巨人やヤンキースなどで活躍した松井氏も候補入り。松井氏は米野球殿堂入りと合わせ、日米での殿堂入り候補となった。

 最年少殿堂入りは14年の野茂英雄氏の45歳4カ月。43歳の松井氏、41歳の城島氏は史上最年少の殿堂入りとなる可能性がある。他の新候補者もヤクルト・石井琢朗打撃コーチ、元ソフトバンクの小久保裕紀氏、元西武のカブレラ氏と豪華メンバーがそろい、来年1月の発表は大きな注目を浴びる。

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