ロッテ益田「ギリギリセーフ」で大台維持 1000万減でサイン

 ロッテ・益田直也投手(28)が30日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、1000万円減の1億1000万円でサインをした。(金額推定)

 「ギリギリでセーフでした」。

 益田が苦笑いを浮かべた。昨年、1億円プレーヤーとなり、満面に笑みを浮かべていたが、今年は大台をキープした形になった。

 今季は38試合に登板して0勝4敗、9セーブ、6HPで防御率は5・09だった。

 「チームに迷惑をかけたシーズンだった」と語り、さらに「(調子の)善しあしがあった。いい日が続かず、悪い日が多かった。特に真っすぐが…」と悔しそうに話した。

 5月5日のソフトバンク戦。九回、デスパイネに逆転本塁打を浴びて、翌日ファームに落ちた。

 昨年は61試合で3勝2敗、14セーブ、24HPの成績だった。反動があったのか。本人は「それは言い訳になる。フォーム的に粘りがなく、頭の中がグチャグチャでコントロールできなかった」と振り返った。

 すでに気持ちを切り替えた。来季の目標は50試合登板。「最低でもクリアしたい」とトレーナーと相談しながら、筋力のパワーアップに取り組んでいる。

 守護神復活への模索は始まっている。

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