ロッテ三木、8月に骨折も840万増でサイン「ケガ前の働きを評価して頂いた」
ロッテ・三木亮内野手(26)が30日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、840万円増の2240万円でサインをした。(金額推定)
三木にとってうれしさと悔しさが交錯する1年となった。
「ケガをする前までの働きを評価していただいた。今年、ショートで出ていたのが一番多かった」。
この言葉通り、85試合で2本塁打(9二塁打)、打点19、打率・242。課題だった打撃にも光が差し、定評ある守備にも磨きがかかっていた。
だが、8月24日の楽天戦で安楽から右手に死球を受けた。診断結果は「右手母指末節骨折」、「右手第二指中手指節関節剥離骨折」で全治4週間だった。
現在は骨も順調にくっついて守備、打撃に支障がなくなった。
来季は井口監督の方針で、外野の守備にも挑む。だが、三木はあくまでも遊撃にこだわっていく。
3年目の平沢、大嶺翔、そして大型新人・藤岡の加入と「遊撃戦争」は一段と激しさを増す。
「(競争は)毎年のことです。新鮮な気持ちになれる。負けるつもりはない。遊撃のレギュラーになる」
内野守備ならだれにも負けない。自信を得た打撃に磨きをかけて遊撃の座を死守する。