阪神からFA移籍の大和が入団会見 「守備を一番評価してくれたのがDeNA」
阪神からFA宣言し、DeNAに移籍した大和内野手(30)が4日、横浜市内のDeNAの球団事務所で入団会見を行った。
大和は緊張の面持ちで、「この(FA移籍を決断するまでの)期間はすごく迷いました。高田GMからいいお話をいただいた。ここでやるんだ、という気持ちが強くなった」と説明。移籍の決め手として「守備に自信を持っている。(守備を)一番評価してくれたのがDeNA。そこが一番の決め手になりました」と明かした。
そして「来年は新しいユニホームを着て、チームの優勝、日本一に貢献できるように頑張りたい」と言葉に決意を込めた。
今オフ、守備力の強化を目指し、二遊間で鉄壁を誇る大和を獲得したDeNA。両打ちに挑戦した今季、打率・280をマークした打撃の評価も高い。1998年以来、20年ぶりのリーグ制覇を目指す来季。大和に対する球団の期待は当然、大きい。会見に同席した高田繁GMは、「大和選手が来てくれれば、優勝を狙える、いい戦いができると思います」と言葉に期待を込めた。