オリックス 2年目の近藤、2540万円アップで更改「すごくいい評価をしてもらった」
オリックスの近藤大亮投手が4日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉を行い、2540万円アップの3500万円でサインした。
「すごくいい評価をしてもらった。来季はより責任感というか頑張らないといけない気持ちになった。しっかり準備していきたい」
近藤はプロ2年目。ルーキーだった昨年は開幕2戦目の先発を任されたが、右肩痛を発症。そのままシーズンを棒に振った。今年もオープン戦までは先発候補だったが、右肩に違和感を訴え離脱。5月からリリーフとして昇格。後半戦はセットアッパーとして起用された。
「支えられた1年でした。故障もあり投げられたのはトレーナーの方々のおかげ。それとファンのみなさんの声援も背中を押してくれた。大きな力になりました」
オフには侍ジャパンにも招集された。さらに飛躍を目指す来季に向けて変化球の精度を上げることに取り組む。
「決め球はまっすぐ。ストレートで空振り三振に取るのが理想。その前に変化球でカウントが稼げれば投球の幅も広がる。カットボールやフォークに磨きをかけたい」
そのためオフ返上で自主トレも計画している。同僚の西や吉田凌とともに巨人・菅野がハワイで行う自主トレに年末年始を含めて1カ月近く臨むつもりだ。
「実りのある時間にしたい。変化球のこと、取り組む姿勢、考え方。聞きたいことはたくさんある」
浮かれることなく、3年目のシーズンに備える。