オリックス 来季国内FA取得の西を引き留めへ
オリックスは4日、来季中にも国内FA権を取得する西勇輝投手(27)を全力で引き留める方針を示した。森川秀樹球団副本部長は「貴重な戦力。そういうときが来ればもちろんすぐに話をすることになる」と話した。
今季は8月末に左手首に打球を受けて骨折した影響もあり、5勝6敗に終わった。この日、大阪市内の球団施設で行われた契約更改では1000万ダウンの1億2000万円でサイン。「人生は一度きり、野望というか6年間ローテで回ってきて思うところもある」とFA権行使を示唆する発言もみられた。
「今年の成績で複数年を結べば彼にとっていい条件にならない。来季いい成績を残して話ができれば」と同副本部長。来年は複数年契約も用意し、流出を阻止する。